フランチャイズ契約の注意点

フランチャイズ契約の注意点

フランチャイズ契約を結ぶ前に知っておきたい注意点をまとめました。今まで実際にあったトラブルを例に、後悔しないためにはどのようなポイントに注意していけばいいのか紹介します。

ロイヤリティと解約・違約

解約

基本的には店舗の候補の土地や物件が確定してからフランチャイズ契約を行うことが多いのですが、最近ではフランチャイズの加盟契約をしてから土地や物件を探し始めるフランチャイザーも存在します。
店舗がまだ確定していないにもかかわらずフランチャイズ契約を結ぶことになるので、起こりうるトラブルとしては契約を結んだにもかかわらず店舗をオープンできなかったというケースです。
そうならないためには、契約を結ぶ前の段階で「もしも店舗をオープンできなかったら金銭面はどうなるのか」をはっきりとさせておきましょう。なかには加盟金の返還に応じないフランチャイザーもいるようですので・・・。

他には、フランチャイズに加盟契約後に諸事情により解約をする場合です。この場合には基本的には中途解約違約金もしくは解約違約金というものが発生する場合が多いです。
この違約金がいくらなのかというのは事前に知っておくことができるので、予め確認しておきましょう。

お金に関すること

お金

意外と落とし穴なのがロイヤリティです。ロイヤリティとは、その店舗の売上の一部から本部に支払われる金銭のことです。
ここで注意が必要なのは、そのロイヤリティは売上のどの部分を対象としているのかということです。

どういうことかというと、「利益の~~%」という契約を結んだとしても、その「利益」が何を指すのか曖昧になっている場合があるということです。
そのため、しっかりと契約条件を把握していないオーナーは店舗運営開始後に自分の想定金額よりも多く本部に支払わなければならなくなったということもあります。

また、ロイヤリティに関しては固定制と変動制の2つが挙げられます。固定制はどれだけ売上をだしても利率もしくは金額が一律な契約条件のことを指し、変動制の場合は売上に応じて利率が変わることを指します。
「今月はたくさん売り上げた」と思い喜んでいても、その金額が基準を上回っていればロイヤリティの利率も上がり、本部への支払いも増えていくことがあるので予め契約条件・内容は確認しておきましょう。

契約期間と契約更新について

契約期間

契約期間は、様々なフランチャイズによって異なりますが、通常は途中解約すると解約金が発生しますので、事前に契約期間は確認しておきましょう。
また、更新時には、更新手数料などの費用が別途かかる恐れがありますので、開業する際にこちらもしっかり確認しておく必要があります。
と言いますのも、開業後にも様々な費用が発生します。前述で記載した通り、ロイヤリティもその一つです。そのため、開業後はいかに収支のバランスがとれるのが、支出を洗い出すようにしましょう。

契約期間については、契約日から5年の場合もあれば、オープン日から5年等の場合もあります。これはどう違うのかと言うと、例えば「契約日から5年」の場合、契約後に物件を探すのであれば、まだオープンしていない期間も契約中ということになりますので、中々物件が見つからず、しまいにはやっとオープン出来たと思ったら、すぐに契約更新がきてしまったということも考えられるため、この点も注意が必要です。

中途解約について

中途解約

前述でも記載しましたが、一般的には途中で解約した場合、解約金が発生します。
実際いくらぐらいかについては、契約の際確認してもらう必要がありますが、よくあるケースであれば、「残り期間のロイヤリティ総額+解約金」や始めから「中途解約の場合○○万円お支払ください」と決めているケースもあります。
契約後であれば、同意したととられるので、指示どおり支払う場合が多いですが、中途解約の場合の解約金は妥当な金額なのか、一度弁護士に相談してみるのもおすすめです。

競業避止義務について

フランチャイズ

フランチャイズビジネスの特徴として本部がノウハウを加盟者に共有する点が挙げられますが、このノウハウを得たオーナーが自らの手で独自に事業を始めることは原則禁止されていることが多いです。
本部としては自分たちのノウハウの流出を止めるためのリスクヘッジとしての取り組みの一環として行っていますが、たしかに自分たちのノウハウを真似されれば本部としても単純に競合店舗が増えるだけですので、目をつぶるわけにはいきませんよね。
したがって、もしもフランチャイズに加盟したのちに自分で独自になにかビジネスを始めようと考えている人は、この競業避止義務の内容について予め本部に確認しておくことで、なにをすれば抵触するのかを把握しておくことが重要です。

契約書だけでは分からないことにも注意を

立地

契約内容も把握して、いざ契約を交わそうと進められる前に、事前確認してもらいたいのが「立地」です。
いざ、開業するにあたり「物件はこれから」の場合は、フライチャイズする店舗はどのようなニーズに親しまれているのか、そのニーズはどのエリアに出没しやすいだろうか、またフランチャイズの競合店はどこになるのか、
もし「物件が決まっている」のであれば、開業する時間帯にはどんな人、またどれくらいの来客が見込めるのか、曜日や時間帯によって人の流れは異なるのか、事前リサーチして開業へと進みましょう。

例えば、後々の振り返りのために、写真撮影して記録として残すのもいいかもしれません。

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